モラハラDV夫と離婚したシングルマザーと子供2人の生活

幼児2人のシンママが育児や離婚、その他諸々のノウハウをご紹介します♪

モラハラDVと夫婦喧嘩の違い

こんにちは!
元夫からのモラハラ時々その他のDVで離婚し、現在二児のシングルマザーのえみりんままです。

今回は、経験者の私が思うモラハラを含むDVと夫婦喧嘩の違いとは何かをまとめてみます。


簡単に言うと、
「夫婦喧嘩は対等な夫婦関係、DVは対等ではない夫婦関係」
だと思います。


【対等な夫婦関係の場合】
対等な夫婦関係の場合、口喧嘩でも取っ組み合いでも例え殴りあいだったとしても、対等にやっているなら夫婦喧嘩なんだと思います。
(もちろん本当は手が出ないほうがいいですよ!)
言いたいことが言えて、意味があることを言って、内容が理解できて、喧嘩の中にも思いやりがある(又は喧嘩が終われば反省したり労ったりする)。
仲直りができて、変にスッキリしたり、今後同じことが起こらないようにしたり、何か改善があったり、逆に前よりもっとお互いのことを理解できたり。
こんな喧嘩は理想的で時には根に持つこともあるけれど、それでもお互い協力しながら一緒に生活できるし、こんなことでも繰り返しながら人間的に成長したりもできる。

これが対等な夫婦としての衝突の仕方なのではないかと思います。


【対等ではない夫婦関係の場合】
対等ではない夫婦関係の場合は、言い換えると力に差がある関係、支配と服従の関係、つまり加害者と被害者の関係なのです。
被害者は加害者を怒らせないように常に気を使い神経をすり減らしている、ひくびくして生活を送っている状態です。

どう考えても対等ではありませんよね?

被害者は言いたいことは言えません。加害者の行動がおかしいと思っても指摘できません。指摘するにしても最大限に気を遣い、言葉を選び、怯えながら言うのです。そこまで慎重に発言してもそれが加害者の気に触ればまた被害を受けるのです。

加害者の理不尽な命令にも従わざるを得ません。従わないと激昂するからです。

そんなことを繰り返しながら支配と服従の関係が構築されていき、対等とは程遠い関係になってしまいます。

加害者はいつも怒っていますが、この怒りは普通の夫婦喧嘩の怒りではありません。被害者を支配する為の怒りです。

これが、夫婦喧嘩ではなくDVなのだと思います。

言葉の暴力だけのモラハラだったとしても、手がでる暴力だったとしても、どちらもDVです。
特にモラハラは夫婦喧嘩と誤解されやすく、第三者に理解してもらうのに苦労します。
ただの夫婦喧嘩じゃないの?あなたも悪いんじやないの?
とか言われると、本当にやるせない気持ちになります。
私は周りにどう説明したら理解してもらえるか考えに考えた結果、夫婦関係が対等か対等でないかに焦点を当てて説明することにたどり着きました。


これから外部の人間や第三者モラハラを含むDVについて相談してみようという方は、慎重に説明することをオススメします。
特にモラハラは誤解されやすく、最初に誤解されてしまうと厄介ですからね。

それでは今後もモラハラやDVについて、私の体験に基づいて色々書いていきますね。
DV被害者の皆さん、どうかめげませんように!
ではまた!