モラハラDV夫と離婚したシングルマザーと子供2人の生活

幼児2人のシンママが育児や離婚、その他諸々のノウハウをご紹介します♪

モラハラDVの元夫に居住地を知られない為にすること

こんにちは!
元夫から毎日のモラハラと時々その他DVを受け、二人の子供を連れて逃げるように別居、その後調停で離婚したシングルマザーのえみりんままです。

私のように元夫がDV気質だと別居や離婚をしてもまたいつ目の前に現れて危害を加えられるか、子供を連れ去られるかもしれない、と折角離れて暮らしたところで不安が尽きませんよね。

今回はモラハラDVの元夫に現在の居場所を知られない為に私がしたことをお話しします。


【居住地がバレる要因】
・離婚前なら配偶者と子供の戸籍や住民票を取得できる
・離婚後は子供の戸籍や住民票なら取得できる
・離婚調停や裁判で調停員や裁判官、代理人弁護士等がうっかり居住地を伝えてしまう
・子供が新しい住所や学校名を元夫に伝えてしまう



【まずは実家へ】
私はまず実家へ逃げて別居を始めました。
別居後すぐに離婚の話を始めたわけではないので、元夫はたまに子供に会いに来るような状況でした。
物理的に離れていたので最低限の安全は確保できましたが、モラハラは遠隔でも可能です。
毎日のように電話やSNSスマホを介してのモラハラは続いていました。
元夫に子供を会わせる時は私一人だとモラハラDVを受けやすくなるので、なるべく私の親に付き添ってもらうようにしていました。
私の両親の前では大人しくしていた元夫もそのうちなりふり構わなくなり、そのうち私の両親の前でも言動が激しくなっていきました。
ついには私の親を含めて私の家族に危害を加えるような発言もあったので、私は実家を出ることにしました。


【内緒でアパートへ】
もちろん元夫には知らせず、私はアパートを借りて子供と暮らし始めました。
DV被害者であれば住民票の閲覧制限をかけることができますが、私はすぐに住民票は移しませんでした。


【離婚調停をする】
しばらく別居をしていたので自然と離婚の話になりましたが、常日頃怒り狂っているような人とはまともに会話することもできなかったし接触すれば会話どころか被害に遭うので、調停を行うこととなりました。
離婚調停をするにあたり当事者の居住地を裁判所に伝える必要がありますが、私のように居住地を知られたくない場合は他の住所でも構いません。住民票に基づく必要はありません。
元夫は私が実家に住んでいると思っていたので実家の住所が一番理にかなっており、裁判所には実家の住所を伝えておきました。

調停で養育費等金銭にかかわる取り決めを行う際は源泉徴収票の提出を求められますが、そこに記載されている勤務先も都合が悪ければ黒塗りで隠すことも可能です。
勤務先がバレたら押し掛けてきたり勤務先から後をつけられて自宅がバレて危害を受けることもあるので、非公開にする情報は慎重に扱うのが良いと思います。
調停員は毎回同じ方が対応して下さいますが、沢山の案件を抱えておりいちいち私個人の状況等覚えていません。私は「引っ越しましたが新しい住所がバレると都合が悪いので相手には伝えないで下さい」と調停員さんに毎回お願いしていました。


【住民票の移動は離婚後、閲覧制限をかけてから】
調停中はお互い戸籍や住民票を取得することがあるので、私は調停が終了し、離婚後子供の戸籍も自分の戸籍に移動してから住民票を移しました。そのタイミングで住民票の閲覧制限をかけました。
住民票の閲覧制限をかけるにあたり、警察、児童相談所、女性相談センター等で相談をして許可をもらう必要があります。相談したことがある機関には相談記録も残っており話が早いので、許可も降りやすいのではないかと思います。
私は警察にも児童相談所にも相談したことがあったのでどちらでもよかったですが、児童相談所で許可をもらいました。


【住民票閲覧制限の注意点!】
閲覧制限は1年間有効です!短いですよね。
あんなに根深く危険なDVが1年で安全になるわけないと思うのですが…。
でもご安心下さい。延長可能です。但し、役所から閲覧制限がもうすぐ切れますとか通知が来るわけではないので、自分で延長の時期を気にしておく必要があります。
切れる1ヶ月前から延長を申請できるので、忘れずにやりましょう。


以上が私が行った住民票に閲覧制限をかけるまでの流れです。
役所の方曰く、住民票閲覧制限をかけていても確実ではないみたいです。人為的ミスで加害者にバラしてしまった、というニュースも度々見ます。
ただ、確実ではなくても、自分でできる限りのことはやって少しでも安心して暮らしていけたらいいなと思います。
皆さんもどうか慎重に!