モラハラDV夫と離婚したシングルマザーと子供2人の生活

幼児2人のシンママが育児や離婚、その他諸々のノウハウをご紹介します♪

モラハラDV夫が調停で戦意を喪失した瞬間

こんにちは。
元夫からの執拗なモラハラDVを受け続け、二人の子供を連れて調停離婚したえみりんままです。

今回は、「モラハラDV夫が調停で戦意を喪失した瞬間」についてお話しします。

調停を始めて1年程した頃、揉めに揉めた財産分与でモラハラDV夫が見たがっていた資料を開示してから、私が「この金額で合意しなければ裁判をする」と強めに詰め寄ったところ、今まで何に関してもごちゃごちゃうるさかったモラハラDV夫が急に大人しくなり財産分与を含めた解決金の額を今までより少し上乗せして譲歩し始めました。これがこちらが完全に優位に立ち、モラハラDV夫が戦意を喪失した瞬間でした。
ただ、こちらの要求するよりかなり低い金額を提示されたので驚きましたが…。

こちらの300万円の要求に対し、50万円?
(財産分与だけで20万円、+αでの50万円らしい。)
(ちなみにこちらは財産分与だけで250万円を要求。)
ご、ご、ごじゅうまんえん?
ん?
本当に離婚したいの??
急いで離婚したいのにそれ?
全然本気出してないよね?
それで合意できると思った?
本当にできると思った???

普通は離婚をしたい、離婚を急ぎたいという思いが強い方がそうでない方の要求を飲む、譲歩するのが鉄則だと思いますが、まあお話にならない程額が低すぎたので当然却下しました。

実は調停を始めて半年程経った頃、モラハラDV夫の方から「この条件を飲まなければ裁判をする」と言ってきたことがありました。
モラハラDV夫は、自分が早く離婚したいからといって私まで離婚を急いでいると思っていたらしく、裁判をチラつかせば私が焦ると思ったのでしょう。モラハラDV夫は自分の焦りと怒りから合理的思考を欠いて、感情で「裁判」と発言したのだと思います。
実際は裁判をすれば離婚成立まで年単位で時間がかかるし、私はモラハラDV夫のDVを立証する為にあらゆる資料を提出して慰謝料を請求するし、私は訴えられても困ることはないし、どう考えてもモラハラDV夫が不利になるだけの立場なので裁判の脅しには引っかからずに無視して様子を見ることにしました。
案の定モラハラDV夫は裁判を起こしませんでした。この一件で私は今後モラハラDV夫から裁判を示唆することはまず無いだろうと考え、今度はこちらから「裁判」というワードをいつ使おうかとタイミングを見計らっていました。

私の計画では、ギリギリまで調停で条件を詰めて、終盤のここぞという時に「裁判」を持ち出そうと思っていました。それが調停開始から1年頃のことでした。
それからは比較的こちら優位の条件でトントン拍子で話が進み、裁判をすることなく調停で解決したので、ベストなタイミングで裁判の脅し効果が出て良かったと思います。


相手に非があり相手が離婚を急いでいるが、こちらは非がなく離婚を急いでいない場合、
調停の終盤で裁判をチラつかせて山を動かす手法は効果があるかもしれません。何度も使える手段ではないのでタイミングは重要ですが、私の話も参考に、検討してみて下さいね♪