モラハラDV夫と離婚したシングルマザーと子供2人の生活

幼児2人のシンママが育児や離婚、その他諸々のノウハウをご紹介します♪

モラハラ・DV離婚の証拠の集め方

こんにちは。
壮絶なモラハラで離婚したシングルマザーのえみりんままです。

この記事を読んで下さる方には、本当にモラハラを含むDV(以下、DV)に苦しみ、悩み、離婚を考え憂鬱な日々を送っている方もいらっしゃると思います。
ここでは、DV全般の証拠の集め方をお伝えします。


【DVの証拠の必要性】
DVは多くの場合自宅等の密室で起こります。つまり、目撃者はおらずDV加害者と被害者のみの空間です。
その場に子供もいるかもしれませんが、低年齢なら証言者としては難しいですし、そもそもDVが子供の前で行われること自体、面前DVにあたります。

その為、警察や弁護士等外部の人間にDVを説明する際、証拠を集めておくと説明しやすく理解してもらいやすくなります。
何と言っても、離婚裁判になった時は非常に有利になります。慰謝料請求にも役に立ちます。


【DVの証拠の集め方】
◯監視カメラ
理想を言えば、全ての部屋に監視カメラを設置してDVの有無に関わらず全てを録画することです。
ただ、完璧な対策ではありますが、現実的にはとても難しいですね。
DVが起こりそうな時にだけリビングの観葉植物にカメラを仕込む等、ピンポイントでの使用でもいいと思います。

◯録音
ICレコーダーやスマホの録音機能で、DVの様子を録音します。
モラハラで言葉の暴力の場合は、録音でも内容は伝わりやすいですが、殴る蹴る等身体的暴力の場合は音だけだと何が何だかわからない、という弱点もあります。
私の場合はモラハラが多かったので、モラハラを受けそうな時は録音を回しっぱなしにしていました。

◯写真
DV加害者が壊した物、加害者から受けたケガの様子を写真に記録します。同時に、どのような状況で物が壊れたりケガをしたのかもメモでも何でもいいので記録します。

◯診断書
相手の暴力でケガをした場合、すぐに病院に行き診断書をもらいましょう。診断書には、いつ、誰から暴力を受けたかも診断記録と共に記載してもらいます。
身体的な暴力だけでなくうつ病等精神的に病んでしまった場合でも、精神科で診断書を書いてもらいましょう。

◯日記
DV行為を詳細に記録します。
いつ、どこで、どんな経緯で、誰に、何をされて、どんな被害がどの程度あったのか、なるべく詳細に記録しましょう。
スマホ等の電子媒体は後から改ざんできるので、裁判では電子媒体よりも紙媒体のほうが証拠として好まれます。なるべくなら紙の日記帳がオススメですが、紙媒体の場合は保管には気を付けて下さい。相手に見つかればそれが証拠を破棄されてしまったり、日記がきっかけで新たに被害に遭いかねません。

◯公的機関への相談
警察、児童相談所、保健所、女性相談所、DV相談所等、お住まいの地区でDV関係の相談ができるところはなるべく多く相談して相談記録を作成してもらいましょう。
相談記録だけだなく、相談することで気持ちが楽になったり、相手に適切な対象をしてもらえることもあります。
但し、公的機関には書類保管期限があるので、何年も前の相談記録は処分される前に開示請求をして取り寄せておくのがよいでしょう。
公的機関の相談記録は信憑性があるので、誰に説明するにも説得力が増します。


いかがでしたか?
まずはできることから始めてみて下さい。そして、裁判も見据えてできるだけ多くの証拠を集めて下さい。
でも緊急性がある場合は証拠なんかより、ご自身の身を守ることを優先して下さいね。