モラハラDV夫と離婚したシングルマザーと子供2人の生活

幼児2人のシンママが育児や離婚、その他諸々のノウハウをご紹介します♪

調停を引き延ばす方法

こんにちは!
元夫からのモラハラや時々その他のDVで、二人の子供を連れて離婚したえみりんままです。

私は調停離婚をしましたが、私の場合は調停を長引かせる(離婚を遅らせる)ほうが得だったので、その為の作戦を実行しました。
結果は約一年も調停することができました!

精神的に離婚を急ぐ方もいると思いますが、私のように離婚を急がない方もいると思うので参考にしていただければ幸いです。


【離婚を遅らせることのメリット】
私は別居してから離婚をしましたが、離婚前の別居中でも元夫は働いていなかった私と子供の生活費である婚姻費用を支払う義務がありました。
離婚後は、私の生活費を元夫は負担しないので、元夫は子供の養育費を支払うのみとなります。
従って、婚姻費用は私の生活費+養育費のようなもなので、私の生活費が入っている分婚姻費用のほうが離婚後の養育費のみよりも多くもらえるのです。

但し、離婚後は児童扶養手当や水道代の減免等多くのメリットがあり、その自治体で異なるので一概には言えませんが、トータルで見て経済的に離婚を急ぐのか遅らせるのが良いのかは個々のケースによると思います。

私の場合は離婚後行政からもらえる手当てはあるものの、皆さんの血税からではなく元夫個人から多くもらいたい意向が強かったので、調停が長引いて離婚が遅くなりなるべく多くの婚姻費用を受けとる手段を選びました。


【具体的にどう調停を引き延ばしたのか】
モラハラ加害者は何を話すにもすんなり進むことはないので、モラハラ相手に調停を引き延ばすのは簡単でした。
基本的にモラハラ夫が受け入れないであろう事を提案すればモラハラ夫は拒否・反論をします。それが続けば自然に調停は長引いていきます。

モラハラ夫は普通の人ならすんなり合意するような内容にもすんなり応じるわけがありません。
なんせ私を困らせたいのですから、私の提案を飲んで私の希望通りにするなんてプライドが許さないのでしょう。

何も並外れた提案をする必要は全くなく、普通の提案をすれば自然と拒否してくれます。
この性質を利用して、例えば財産分与は半分にする、養育費は算定費用通りにする、等標準的な提案をすれば良いのです。
標準的な提案をすれば、調停員の心証もいいし、その標準的な提案でさえ相手に拒否されるとなれば調停員の同情も買って一石二鳥です。


私の場合、一番揉めたのは財産分与でした。
こちらは最初から必要な資料は全て開示しているし何もやましいことなく正当に進めていましたが、元夫は請求した資料も開示しなかったり、特有財産も調停員や弁護士が驚くほど珍しい計算方法で算定してあったりで、なかなかスムーズにはいきませんでした。
元夫は早く離婚を成立させたいと言いながら、こうやって自分から長引かせてくれる始末です。
正直笑いました(笑)

お陰ですんなりいけば長く見積もっても数ヶ月から半年で済んだであろう調停が約一年もかかることとなり、その分婚姻費用をたくさんもらうことができました!


もうひとつ調停を長引かせる要素としては、調停期日の決め方にあります。
都市部の裁判所では予約が取りづらい傾向にあるのでその裁判所の混み具合にもよりますが、調停は大体1~2ヶ月に一度ぐらいのペースでしょうか。
毎回調停の最後に次回の調停期日を決めて終了となります。
調停期日は、担当の調停員、代理人、当該人全員の都合が合う日になるので、予定が合わない~とか言って次回期日を毎回遅くに設定しておけばその分調停は長くなりますね。
あからさまに毎回3ヶ月後を指定する、とかだと調停員や相手代理人から何か指摘されるかもしれませんが、常識の範囲内で遅めに設定するのは全然問題ないと思います。



調停を長引かせて婚姻費用を多くもらったところで、早期に離婚して児童扶養手当をもらうほうが金銭的に得なこともあります。
一概には何とも言えないので、離婚を急ぐのか急がないのかは慎重に吟味してみてから方針を決めて下さいね♪