モラハラDV夫と離婚したシングルマザーと子供2人の生活

幼児2人のシンママが育児や離婚、その他諸々のノウハウをご紹介します♪

モラハラDV対処法

こんにちは!
元夫からのモラハラ放題時々その他のDVの日々で疲弊、二人の子供を連れて離婚したシングルマザーのえみりんままです。

今回は私が夫からモラハラDVを受けた時、どのように対処していたのかをご紹介します。
と言っても結果的に離婚しているので、モラハラDVが改善する方法というよりは、離婚するまでの間モラハラDVをこれ以上エスカレートさせないようにするための対処法として捉えていただければと思います。
ポイントは、対処法を継続してモラハラDVがしにくいような環境を少しずつ構築することです。


【必要以上に要求に応じない】
元夫は欲の塊のかまってちゃんの困ったちゃんでした。私に対して事あるごとに要求してくるのです。
希望がひとつ叶えば次の要求、そしてまた次、叶わなければキレる。そしてまた次…もう要求の嵐です。
キリがないとはこのことです。

例えば毎週末私とどこかに出掛けようとするので、月に一回までと決めてそれ以外は断るなど、自分の中でラインを決めるようにしました。そうしないと欲の怪物に振り回されることになります。自分の時間と労力を全て吸いとられます。

自分の中でラインを決めるのは大事だと思います。
それを決めて伝えたところでモラハラDV夫がキレる可能性は大きいですが、何度も伝えればそのうち大人しくなる可能性もなきにしもあらずです。


【理不尽な内容には応じない】
必要以上に要求に応じないに加えて、理不尽な内容には応じないのも大切です。
元夫の場合は前述の通り要求がかなり多いのですが、その内理不尽なこともものすごく多かったです。元夫は欲の塊でしたが、理不尽の塊でもありました。
理不尽な内容にまで応じているとモラハラはかなりの確率でエスカレートすると思われます。
逆ギレされてもキッパリ断りましょう。


【嫌なことは嫌とハッキリ言う、断る】
これはモラハラDV夫と共に受けた夫婦カウンセリングで、カウンセラーが被害者の私にアドバイスしてくれたことです。
ハッキリ断るのは大事ですが、被害者って我慢しちゃうので断ることのができていない人も多いと思います。
私も我慢してしまうことが多かったですが、このアドバイスを受けて思いきってどんどん断るようにしました。
断ったらキレるパターンは確かに多いですが、まず断らないことには加害者の思うがままですからね。

カウンセラーも言っていましたが、期待させないようにするためにも交渉の余地がないほど完全に断っておくことが大事です。


【毅然とした態度】
こちらが弱く出たらモラハラDV夫はますますつけあがります。
「その要求は理不尽だから応じるつもりはない。」
「私はあなたと◯◯には行きたくない。」
「◯◯はあなたの仕事なのだから私に押し付けないで自分でやるべきだ。」
と、毅然とした態度で自身を持って言いましょう。
私は誰がどこから見ても100%正しいことを言っているからあなたに反論の余地はありません、って勢いで自信満々に。


【感情に流されない】
モラハラDV夫はすぐ感情的になり、理不尽な事を怒鳴り散らしながら言ったりします。
その度にこちらまで目くじらを立てて感情的になっていては収集のつきようがありません。どんな対応をしても火に油を注ぐだけになってしまうのがモラハラDV夫の特徴です。
私が感情的になれば「あ、怒った!お前だってすぐ怒るだろ。俺だけ怒るなって言うな!」みたいなことを言われるし、対応するだけ無駄です。
そこで私は、どんなに理不尽な事を怒鳴りながら言われても、無表情で淡々と「へぇ、そうなんだ~」とか「私にはよくわからないから」とか、感情をあまり込めずにかわすようにしていました。
それでも「お前ちゃんと聞いてんのか?」とかキレられますが、こちらが何をどんな風に言ったって向こうはキレるのですから、まともに対応しないほうがいいと思いました。
モラハラDV夫がキレて「ちゃんと答えろ!」と言ってきたときは、「あなたが冷静かつ内容も理不尽ではなくまともなことを言えばこちらもそれなりにまともに対応します。」と言って突き放していました。
かまってちゃんのモラハラDV夫はそれでも逆ギレしますが、そんなこと放っておけばいいです。気が狂っている人間の言うことなど聞く必要はありません。感情に流されずに自分をしっかり持ちましょう。


【一貫性のある言動】
例えばある時はこの要求に応じなかったのに、ある時はモラハラDV夫が脅したら応じたとか、一貫性のない言動はよくありません。
同じ要求でも応じたり応じなかったりしているとモラハラDV夫は、こいつは脅せば応じるのではないかととりあえず脅しにかかるクセが定着してしまいます。
要求されてもこれはやらない、と自分の中で決めたら必ず守りましょう。前述の「自分の中でラインを決める」ですね。

同じように発言も一貫して同じようにことを言うようにしましょう。
昨日はやらないと言っていたのに今日は別にやってもいいと言ったりしているとその矛盾点が攻撃材料になったり、やはりこいつ脅せば応じるな、と思われてしまいます。


【正しいことをする】
間違っていることを間違っていると正しい指摘しても逆ギレして大暴れするのがモラハラDV加害者です。自身を持って指摘するためにも普段から正しいことをしておくのがいいと思います。何より攻撃される材料も少なくなります。

元夫は不機嫌なモラハラモード全開の時は私の正論に対しても反論して暴言吐きまくりでしたが、ご機嫌モードの時は私の言うことはいつも正論だ、と認めていました。
それでもモラハラモードの時は反論してくるので本当に困ったものでした。


【さいごに】
それでも暴力のほうが勝つ場合も多いと思います。
私もキレられてどうすることもできずに暴力に屈せざるを得なかったこともたくさんありました。
でもめげずに頑張りました。
このような対処法により逆ギレされて被害を受けることもありましたが、継続することで効果が出て大人しくなった内容もありました。

モラハラDVに対処することは被害を受けることとセットかもしれませんが、対処してもしなくてもどうせ被害は受けるのです。
個人的には泣き寝入りするよりできることはどんどんやってもいいように思います。
被害を受けっぱなしじゃ納得いかないですよね?
離婚するまでの間だけでもできそうなことがあったら参考にしてみて下さい。