モラハラDV夫と離婚したシングルマザーと子供2人の生活

幼児2人のシンママが育児や離婚、その他諸々のノウハウをご紹介します♪

モラハラDV夫との面会交流の取り決めで有利になる方法

こんにちは!
モラハラDV夫との離婚を経験し、現在幼児2人を育てるシングルマザーのえみりんままです。

私はモラハラDV夫と離婚をしましたが、子供達と父親(元夫)の交流は今も続いています。
でも私はとてもじゃないけど元夫とは顔を会わせたくありません。直視できる心境でもありません。

今回はそんな私が元夫と会うことなく、どのように父親と子供達が面会交流をすることになったか、お話します。


【離婚について弁護士に相談】
まず、私の離婚は弁護士に相談することから始まりました。
相談前から別居していましたが、元夫とは子供達のこと等諸々で交流がありました。
でも相手はモラハラDV夫です。何かにつけて連絡してきては私を罵倒し、脅迫する日々です。
今度◯日に子供と会うから予定を開けておけ、と一方的に決められ、私がその日はどうしても予定があると断ったり、その日の直前に子供が熱を出したから別の日にしてほしい、と言うと激昂してしまうのです。
何を話してもすぐに激昂するので、もちろん離婚についてもまともに話し合うことはできませんでした。
そんな状況で、私は弁護士に相談しました。


代理人を通して面会交流内容を決める】
弁護士に依頼してからは、弁護士が私の代理人として相手とやりとりを全てしてくれます。
私は元夫と直接接点を持つことも無くなり、精神的にとても楽になりました。

面会交流の日程や内容についても毎回色々決めるのですが、なんせモラハラDV夫です。支配欲の塊なのです。何でも自分の思い通りにしたいのです。
そんなこんなで最初は元夫が一方的に面会交流の内容を決めるような感じでした。

いやいや、離婚してからも元夫の支配を受けてなるものか!!

私は何としても元夫の支配は受けまいと、元夫の提案する面会交流案を全て断り、私が毎回内容を指定する方向に持っていったのです。
元夫は私に提案を断られる度に怒り狂って発狂したことでしょう。目に浮かびます。
今まで激昂して脅して何もかも言いなりにさせていた私に全て断られるのですから。

でも当然です。
だって、子供と同居しているのは私。
子供の好きなこと、行きたい場所、やりたいこと、できること、そういう子供について熟知しているのは私。
子供にだって面会交流でどこに行きたいのか希望がある。その希望を聞けるのは元夫ではなく私。
だから、面会交流の内容は絶対私が決めたかったのです。

現に、元夫からの提案は子供の能力や希望からズレていましたから、当然です。

暫く元夫の提案に、「その時間は子供達のお昼寝の時間だからムリ」とか「その場所は遠くて移動時間が長くなって子供達が疲れるからムリ」とか「子供が次の面会交流は◯◯に行きたいと言っている」とか、適切な理由を付けて断り続けたことで元夫は大人しくなり、そのうち何も言ってこなくなりました。


【立会人監視の下で面会交流を実施】
子供達はまだ幼児。もう少し大きくて小学生位なら子供達だけで面会交流場所に行くこともできると思いますが、幼児だけではそれもできません。
元夫は感情的になりやすく、子供の連れ去りや囲い込みの危険性がありました。
そこで、弁護士に面会交流に立ち会ってもらうことにしたのです。
そうすることで、元夫は面会交流終了の時間になれば子供達を返さなくてはいけないし、誘拐まがいなこともできない。好き放題できなくて相当な抑止力になったはずです。
最初の数回は弁護士に立ち会ってもらい、その後は私の母に引き継ぎ、今は安定して実施できています。
母にかなりの負担を強いていることは心苦しいところではありますが、暫くはこの方法で面会交流を続けていくつもりです。

私は身内に立会人をお願いできて恵まれていますが、もし周りに適任者がいないという方は、第三者機関という方法もあります。
費用は安くはないし、面会場所や内容も限られてしまいますが、元配偶者と会わずに面会交流を安全に実施できます。子供を面会場所で相手に引き渡すだけの依頼もできると思います。
詳細は第三者機関にもよるので、お近くの機関を調べてみて下さいね♪


【調停で面会交流の取り決めをする場合】
私は調停で面会交流の取り決めをしましたが、面会交流は大体「月に一回、数時間」が標準とされているようです。
個々の場合により必ずしもそうでなければいけないというわけではありませんが、特段の理由もなく「半年に一回、一時間」等極端な提案はしないはうがいいと思います。
調停を行う前や調停期間中でも2ヶ月に一回の面会交流でも全然いいので、とにかく定期的に面会交流を実施して実績をつくっておきます。
更に元夫に面会交流で誕生日プレゼントを買いたいとか、公園で遊びたいとか、何か希望はあるかを聞いて、許容できる希望は面会交流に反映させると尚良いです。

安定した面会交流の実績や相手の希望を聞く等しておけば調停でも有利に、というか調停員の心証も良くなり味方になってくれやすいです。
こちらに非や弱みが少ない程、調停はやりやすくなります。

面会交流は子供が非同居親に会う権利でもあります。同居親がいくら非同居親と関わりたくなくても子供の為と思って、親同士の確執とは切り離して考えましょう。



いかがでしたか?
モラハラDV夫はその支配欲から面会交流の内容を決めたがる人も多いと思います。
離婚後も支配されないようにするために、最初の取り決めの段階でこちらに有利になるよう頑張りましょう!
でも子供の為という大前提をお忘れなく♪