モラハラDV夫と離婚したシングルマザーと子供2人の生活

幼児2人のシンママが育児や離婚、その他諸々のノウハウをご紹介します♪

離婚調停で相手に弁護士がついた場合

こんにちは!
モラハラDV気質の元夫と離婚し、現在子供二人と生活するシングルマザーのえみりんままです。

私は弁護士をつけて調停離婚をしましたが、元夫も弁護士をつけていました。
相手にも弁護士がつくとはどのようなものか、実体験を踏まえてお話ししようと思います。


【当人同士の間にワンクッション入る】
紛争中の当人同士が直接話し合いをしても言い合いになってしまったりと、中々話し合いにもならないこともあります。
元夫のように暴力的で理不尽な要求をしてくる厄介者なら尚更です。

その点弁護士が代理人として当人同士の間に入り対応してくれれば、例え暴言を吐いたとしても弁護士が言い改めた内容と表現で丁寧に伝えてくれるので無駄な争いを避けることができます。


【厄介者の加害者である元夫に弁護士がつけばこちらにも有利】
弁護士は依頼人の言う通りに動くのが基本ですが、依頼人があまりに常識外れなことを言う場合には弁護士がある程度コントロールするようです。

ひとり自由にさせておけば言いたい放題めちゃくちやなことを言いかねない元夫は、自ら弁護士をつけたことにより自分で自分を封じ込めたようなものなので、こちらにとっては都合がよかったです。

例えば財産分与では預金の殆どを自分の特有財産だと主張して預金の少ない私から財産をもらおうとしてきました。
養育費は自分の年収からはたまたま去年は年収が多かったとして100万円減らした額、私の年収は無職なのに勝手に300万円と仮定して算定してきました。
面会交流では頻度は週に1回朝から晩まで、行き先も内容も全て自分で決めるから予定を連絡したら速やかに子供に伝えろ、と子供の都合や意向を考慮せずに自己中心的な内容を提示してきました。

こんな調子で元夫の弁護士も手を焼いていたようですが、その都度弁護士が「私から言い聞かせます。」と言っていたのでさすがに弁護士でも全て依頼人の言いなりにするわけではないのだな、と思いました。

結局財産分与では元夫の特有財産が認められたのは極わずか、元夫の年収から100万円減額なし、私の年収はゼロ、面会交流は月に1回2時間程度、内容も子供の意向を考慮した上で私が決める、となりました。


【もし元夫に弁護士がついていなかったら】
調停というのは強制力がない話し合いの場なので、取り決めには必ず当人同士の合意が必要です。
もし元夫に弁護士がついていなかったら、財産の開示請求しても拒否、婚姻費用を請求しても拒否、養育費も僅か、標準的な面会交流の内容にも応じない等、悲惨なことになっていたと思います。

元夫に弁護士がついていたからこそ元夫のやりたい放題の暴走を上手くコントロールしてもらえた部分は大きかったです。


【さいごに】
もし相手方が加害者とか非常識な人間の場合は弁護士がついたことで焦る必要は全くなく、むしろラッキーだと思ったほうがいいです。
実際何かにつけて理不尽で非常識な要求をしてくる元夫に弁護士がついたことで弁護士がいないよりも話がスムーズにできたと思います。それでも離婚に1年以上かかりましたが(笑)

逆に自分が加害者の方はやりたい放題できなくなるので弁護士をつけないほうがいいですよ~~!